母の入院 2
母が、5月の下旬に入院し、塞栓術を受ける事になりました。
今回で5回目になります。
前回、丁度1年前に術を受けています。
その術の前夜、母はパニック発作を起しています。
本人は、恐怖や不安の自覚は無かったそうですが、過呼吸になり
看護師さん、先生にご迷惑をお掛けしています。
今回も先生は、その件を踏まえ、先送りにしても良いと
言って下さいましたが、早いうちに治療した方がとの
本人の判断でお願いする事にしました。
母の病気は、時々ブログにも書かせて頂いていますが、
『肝臓・すい臓内分泌腫瘍』です。
ガストリンというホルモンが大量に分泌し腫瘍になる
奇病です。症例がありません。
治療として、まず、肝臓を半分摘出、膵臓摘出しました。
その後、残った腫瘍には、塞栓する。
そして、ガストリンを抑える薬『サンドスタチン』を
月1回注射する。
手術前に3万あったガストリン値が、3桁になりました。
正常値が、30~150です。
よく3万なんて数値で生きていたと驚かれます。
今は、400から1200の間を行ったり来たりです。
それでも、かなりの数値ですが、本人が体調不良を
感じなければ問題ないと先生は言っています。
十二指腸潰瘍が悪さをするとのことで、胃薬を服用しています。
初めは、ガンだと言われました。
しかし、そんな筈はないと素人ながら撮影されたCTを見て
思いました。私の疑問は、先生にぶつけました。
先生も、ガンにしては・・・と疑問を持っていました。
結局、セカンドオピニオンを病院側でして、現在の病名が
付けられました。
私も色々な病気をしているので、妙に詳しくて
細かい事まで先生に質問してしまいます。
母は、『そんなこと、イチイチ聞かないの。』と言いますが、
納得できないものは、受け入れられませんよね?
私が、意地悪みたいなことを母は、いつも言います。
意地悪じゃないんだけどな~^^;
病気がわかったきっかけは、胃の不調でした。
内科で胃薬を処方して頂き、服用していましたが
症状は改善されなかった。
むしろ本人の苦痛が酷くなり、再度、主治医に検査をお願い
しました。
そこで、肝臓半分に腫瘍がある事、膵臓にも腫瘍があることが
判り、すぐに大学病院に紹介状を書いてもらいました。
大学病院に行く日、朝から母は動くことすら出来ず
救急車を呼びました。
救急搬送された母に、看護師の心無い言葉が。
『こんなこと位で、救急車を呼ばないで下さい。』
母は、悲しかったと言いました。
その話を聞いて、私は、すぐに看護師長に苦言をしました。
『こちらは、病院からの紹介状を持って来ている緊急患者です。
運ばれて来た患者の状態も理解せず、こんなこととは失礼ですよ。
生きるか死ぬかの苦しみを味わっている患者に失礼です。
それでも看護師ですか?いたわりも優しさもない。看護師の
資格はないですよ。』
私は、怒りを抑えて冷静に話しました。
看護師長さんは、深々と謝罪をして下さいました。
でも、母は傷ついたのでしょうね。
それ以後、救急車を呼ぶのを嫌がります。
私が、苦言をしたことも話しましたが『そんな意地悪しないの』と
逆に母に叱られてしまいました。
妹は、『お姉ちゃんは、言うべきことを言ったまで。意地悪じゃない。』
と、母に言ってくれましたが、キツかったかな^^;
今回の入院と手術、私は母を支えられるのか不安です。
自分への自信も完全には回復していません。
自分を支えるのがやっとの状態で、母を支えられるのか?
とっても不安です。
妹がいますが、少し離れた所に暮らしているし、仕事もしている。
そう、頻繁には来られません。
いたわりの言葉をかけてくれることには感謝しています。
しかし、動くのは私です。
私も病気持ちです。
自分のメンタルを支えるのが精一杯です。
でも、私は、神様に試されているのかもしれないと思いました。
乗越えられない試練は、与えない。
乗越えてみようと思います。
乗越えられたら、私は、また一回り大きくなれると思って。
不安で押し潰されそうだけど、逃げずに出来ることをしてみます。
普段は、非常識なことばかりして困らせる父ですが、
少し位は支えになってくれるかもしれない。
妹が『お姉ちゃんは、いざとなると出来ちゃう人だよ。ここぞと
いう所で、力を発揮するのがお姉ちゃんなんだよ。だから、頼りに
されるんだよ。』と持ち上げてくれた^^;
神様は、私をよ~くご存知だと思いました。
今回の熊本地震。
私の両親は、熊本県益城町の出身です。
親戚は、みな益城にいます。
安否確認ができずに、心配な夜を過ごしました。
翌朝、早朝から親類の携帯に電話をして、安否確認をしました。
私のゆるんだ気を引き締める出来事でした。
幸い、みんなの無事を確認できました。
伯父、伯母、いとこの元気な声を聞いて安心しました。
大阪の義叔母が、家の電話が繋がらず安否確認ができないと
電話をしてきました。無事だと知らせると安心していました。
こういう時は、携帯電話の便利さを痛感しますね。
そして、繋がっているということのぬくもりを感じました。
失った自信を埋めてくれる事が起こるのですね。
それも、私の性格を刺激することが。
神様は、ちゃんと計算して私に自信を取り戻させてくれる。
ちゃんと私が気付けるように、優しく。
私は、ひとりじゃない。
支えてくれる友がいる。
友の存在は、心強いです。
母を支えられるよう、心を癒して行きたいと思います。
友の声が聞こえてきました。
『姐御!しっかりしろ!』ってね(^_-)-☆
前記事にて読者のみなさまからも励まされ
感謝しています。(*・ω・)*_ _))ペコリン
ありがとうございました。
お蔭さまで、ほぼ復活しましたが、まだ、心もとない感じです。
みなさまからの愛情が、ぬくもりとして
私の心を癒してくれました。
助けを求めて良かった。
姐御、復活しま~す!(^^)v
友へ:ありがとう。愛しているよ。
Story / AI
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頑張っちゃう人に多い、抱えすぎて押し潰されちゃう人…。
いっぱいいっぱいなら手をあげて「もうだめ~、助けて~」って言っちゃってもいいと思うんですよね。
みんながみんなずっと見てるわけぢゃないし、気付かない時だってあるでしょうから。
ヘルプ出したって恥ずかしいことぢゃないし、もしかして助けを求められた人が「あっ、私って頼られてる!」と自信が持てるかもしれないですしね。
みんな繋がってるんですよ!(⌒‐⌒)
あっ、毎回生意気なこと書いてスミマセン…。(^o^;)
投稿: たこ拳ぢ | 2016年4月16日 (土) 14時08分
コメントありがとう(^^)/
助けて~と言うタイミングがね~
もう少し頑張れそうって思ってしまって
あーだこーだしていると、大丈夫かも~って思えて来るのよ。
ひとりで頑張っている訳じゃないと思うのですよ。
悩んだり、不安になっている間に
誰かが何気なく助けとなる言葉をかけてくれるの。
言葉を掛けてくれた人は、私が悩んだり、不安になって
いることは、知らないのだけれど。
発せられた言葉に、気付きがあるのですよ。
あぁ~天使が降りて来た~って思いますね。
うん、みんな繋がっていると思います。(^^)v
生意気なんて思っていませんよ。
たこ拳さんには、毎回、助けられていますから。
いつも、ありがとう
投稿: 管理者エルザ | 2016年4月16日 (土) 15時22分
そうです!!!。
神様は・・・出来ると思われるから試練を与えられるんですよね~。
救急車の看護者に物申す・・・きっと私も言いますね。
エルザさんだけではありませんよ。
傷つきやすいのに・・・正義に黙って置けない性格!!!。
ですね。
投稿: マーチャン | 2016年4月17日 (日) 06時32分
コメントありがとうございます。
マーチャンさんのコメントがあると安心して
しまいます。
熊本地震も熊本県民魂で乗り越えると思います。
私は、東京生まれの横浜育ちですが、
肥後の血が流れています。
どぎゃんこつばあったっちゃ負けんばい!
火の国の魂ば持っとるけん!
救急車の件もね~
看護師さんにも色々な性格の方がいると思います。
だけど、基本は守ってもらいたい。
結局、救急車を使って良かった。
もし、使っていなければ、どうなっていたか
わからないと、医師に言われました。
でも、母に『あんたは、意地悪だ』と言われると
凹んでしまうのです
投稿: 管理者エルザ | 2016年4月17日 (日) 08時11分
あたし,たぶん,同じ状況にいたら,その看護婦,
二度と職務に就けなくしてるよ・・・てか,自分の方が,
そいつより医学知識あると自信ありあり(^^;
それより,手術だね・・・うちも,まだ解決しないままだけど,
手術するたびに,人は弱っていくからね~難しいよなぁ,
受けさせる方も,受ける本人も。でも,最終的には,
「生きる!」という人間の本能だけが頑張るからね。
その本能が最大限発揮できるよう,たのしく,のんびり,
過ごしてね。特に,食事ね。食べ物は人を笑顔にするよ♪
投稿: 医者を越えたG | 2016年4月19日 (火) 22時41分
やっぱり、何か言うよね!
その看護師は、私の苦言もふて腐れて聞いていたよ。
そんな人が、ERにいるってどうなの?
手術といっても開腹ではなく、カテーテルなんだけどね。
大丈夫!
ありがとうね(^_-)-☆
投稿: 管理者エルザ | 2016年4月20日 (水) 08時37分