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2016年4月16日 (土)

母の入院 2

母が、5月の下旬に入院し、塞栓術を受ける事になりました。

今回で5回目になります。

前回、丁度1年前に術を受けています。

その術の前夜、母はパニック発作を起しています。

本人は、恐怖や不安の自覚は無かったそうですが、過呼吸になり

看護師さん、先生にご迷惑をお掛けしています。

 

今回も先生は、その件を踏まえ、先送りにしても良いと

言って下さいましたが、早いうちに治療した方がとの

本人の判断でお願いする事にしました。

 

母の病気は、時々ブログにも書かせて頂いていますが、

『肝臓・すい臓内分泌腫瘍』です。

ガストリンというホルモンが大量に分泌し腫瘍になる

奇病です。症例がありません。

治療として、まず、肝臓を半分摘出、膵臓摘出しました。

その後、残った腫瘍には、塞栓する。

そして、ガストリンを抑える薬『サンドスタチン』を

月1回注射する。

手術前に3万あったガストリン値が、3桁になりました。

正常値が、30~150です。

よく3万なんて数値で生きていたと驚かれます。

今は、400から1200の間を行ったり来たりです。

それでも、かなりの数値ですが、本人が体調不良を

感じなければ問題ないと先生は言っています。

十二指腸潰瘍が悪さをするとのことで、胃薬を服用しています。

 

初めは、ガンだと言われました。

しかし、そんな筈はないと素人ながら撮影されたCTを見て

思いました。私の疑問は、先生にぶつけました。

先生も、ガンにしては・・・と疑問を持っていました。

結局、セカンドオピニオンを病院側でして、現在の病名が

付けられました。

 

私も色々な病気をしているので、妙に詳しくて

細かい事まで先生に質問してしまいます。

母は、『そんなこと、イチイチ聞かないの。』と言いますが、

納得できないものは、受け入れられませんよね?

私が、意地悪みたいなことを母は、いつも言います。

意地悪じゃないんだけどな~^^;

 

 

病気がわかったきっかけは、胃の不調でした。

内科で胃薬を処方して頂き、服用していましたが

症状は改善されなかった。

むしろ本人の苦痛が酷くなり、再度、主治医に検査をお願い

しました。

そこで、肝臓半分に腫瘍がある事、膵臓にも腫瘍があることが

判り、すぐに大学病院に紹介状を書いてもらいました。

 

大学病院に行く日、朝から母は動くことすら出来ず

救急車を呼びました。

救急搬送された母に、看護師の心無い言葉が。

『こんなこと位で、救急車を呼ばないで下さい。』

母は、悲しかったと言いました。

その話を聞いて、私は、すぐに看護師長に苦言をしました。

『こちらは、病院からの紹介状を持って来ている緊急患者です。

運ばれて来た患者の状態も理解せず、こんなこととは失礼ですよ。

生きるか死ぬかの苦しみを味わっている患者に失礼です。

それでも看護師ですか?いたわりも優しさもない。看護師の

資格はないですよ。』

私は、怒りを抑えて冷静に話しました。

看護師長さんは、深々と謝罪をして下さいました。

でも、母は傷ついたのでしょうね。

それ以後、救急車を呼ぶのを嫌がります。

私が、苦言をしたことも話しましたが『そんな意地悪しないの』と

逆に母に叱られてしまいました。

妹は、『お姉ちゃんは、言うべきことを言ったまで。意地悪じゃない。』

と、母に言ってくれましたが、キツかったかな^^;

 

 

今回の入院と手術、私は母を支えられるのか不安です。

自分への自信も完全には回復していません。

自分を支えるのがやっとの状態で、母を支えられるのか?

とっても不安です。

妹がいますが、少し離れた所に暮らしているし、仕事もしている。

そう、頻繁には来られません。

いたわりの言葉をかけてくれることには感謝しています。

しかし、動くのは私です。

私も病気持ちです。

自分のメンタルを支えるのが精一杯です。

 

でも、私は、神様に試されているのかもしれないと思いました。

乗越えられない試練は、与えない。

乗越えてみようと思います。

乗越えられたら、私は、また一回り大きくなれると思って。

不安で押し潰されそうだけど、逃げずに出来ることをしてみます。

普段は、非常識なことばかりして困らせる父ですが、

少し位は支えになってくれるかもしれない。

妹が『お姉ちゃんは、いざとなると出来ちゃう人だよ。ここぞと

いう所で、力を発揮するのがお姉ちゃんなんだよ。だから、頼りに

されるんだよ。』と持ち上げてくれた^^;

 

神様は、私をよ~くご存知だと思いました。

今回の熊本地震。

私の両親は、熊本県益城町の出身です。

親戚は、みな益城にいます。

安否確認ができずに、心配な夜を過ごしました。

翌朝、早朝から親類の携帯に電話をして、安否確認をしました。

私のゆるんだ気を引き締める出来事でした。

幸い、みんなの無事を確認できました。

伯父、伯母、いとこの元気な声を聞いて安心しました。

大阪の義叔母が、家の電話が繋がらず安否確認ができないと

電話をしてきました。無事だと知らせると安心していました。

こういう時は、携帯電話の便利さを痛感しますね。

そして、繋がっているということのぬくもりを感じました。

 

失った自信を埋めてくれる事が起こるのですね。

それも、私の性格を刺激することが。

神様は、ちゃんと計算して私に自信を取り戻させてくれる。

ちゃんと私が気付けるように、優しく。

私は、ひとりじゃない。

支えてくれる友がいる。

友の存在は、心強いです。

 

母を支えられるよう、心を癒して行きたいと思います。

友の声が聞こえてきました。

『姐御!しっかりしろ!』ってね(^_-)-

前記事にて読者のみなさまからも励まされ

感謝しています。(*・ω・)*_ _))ペコリン

ありがとうございました。

お蔭さまで、ほぼ復活しましたが、まだ、心もとない感じです。

みなさまからの愛情が、ぬくもりとして

私の心を癒してくれました。

助けを求めて良かった。

姐御、復活しま~す!(^^)v

友へ:ありがとう。愛しているよ。



Story / AI


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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

頑張っちゃう人に多い、抱えすぎて押し潰されちゃう人…。

いっぱいいっぱいなら手をあげて「もうだめ~、助けて~」って言っちゃってもいいと思うんですよね。

みんながみんなずっと見てるわけぢゃないし、気付かない時だってあるでしょうから。

ヘルプ出したって恥ずかしいことぢゃないし、もしかして助けを求められた人が「あっ、私って頼られてる!」と自信が持てるかもしれないですしね。

みんな繋がってるんですよ!(⌒‐⌒)

あっ、毎回生意気なこと書いてスミマセン…。(^o^;)

 たこ拳ぢ さん

コメントありがとう(^^)/

助けて~と言うタイミングがね~
もう少し頑張れそうって思ってしまって
あーだこーだしていると、大丈夫かも~って思えて来るのよ。

ひとりで頑張っている訳じゃないと思うのですよ。
悩んだり、不安になっている間に
誰かが何気なく助けとなる言葉をかけてくれるの。
言葉を掛けてくれた人は、私が悩んだり、不安になって
いることは、知らないのだけれど。

発せられた言葉に、気付きがあるのですよ。
あぁ~天使が降りて来た~って思いますね。

うん、みんな繋がっていると思います。(^^)v
生意気なんて思っていませんよ。
たこ拳さんには、毎回、助けられていますから。
いつも、ありがとう

そうです!!!。
神様は・・・出来ると思われるから試練を与えられるんですよね~。
救急車の看護者に物申す・・・きっと私も言いますね。
エルザさんだけではありませんよ。
傷つきやすいのに・・・正義に黙って置けない性格!!!。
ですね。

マーチャン さん

コメントありがとうございます。
マーチャンさんのコメントがあると安心して
しまいます。

熊本地震も熊本県民魂で乗り越えると思います。
私は、東京生まれの横浜育ちですが、
肥後の血が流れています。
どぎゃんこつばあったっちゃ負けんばい!
火の国の魂ば持っとるけん!

救急車の件もね~
看護師さんにも色々な性格の方がいると思います。
だけど、基本は守ってもらいたい。
結局、救急車を使って良かった。
もし、使っていなければ、どうなっていたか
わからないと、医師に言われました。

でも、母に『あんたは、意地悪だ』と言われると
凹んでしまうのです

あたし,たぶん,同じ状況にいたら,その看護婦,
二度と職務に就けなくしてるよ・・・てか,自分の方が,
そいつより医学知識あると自信ありあり(^^;

それより,手術だね・・・うちも,まだ解決しないままだけど,
手術するたびに,人は弱っていくからね~難しいよなぁ,
受けさせる方も,受ける本人も。でも,最終的には,
「生きる!」という人間の本能だけが頑張るからね。

その本能が最大限発揮できるよう,たのしく,のんびり,
過ごしてね。特に,食事ね。食べ物は人を笑顔にするよ♪

 G

やっぱり、何か言うよね!
その看護師は、私の苦言もふて腐れて聞いていたよ。
そんな人が、ERにいるってどうなの?

手術といっても開腹ではなく、カテーテルなんだけどね。
大丈夫!
ありがとうね(^_-)-☆

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