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2017年4月 6日 (木)

トラウマは消える?

トラウマと云う言葉は、今では誰でも知っていますよね。

最近では、軽い意味で使われるようですが、

本来の意味は、大きな状態だと思います。

Photo

【トラウマ】 

大きな精神的ショックや恐怖が原因で起きる心の傷。

精神的外傷。

 

トラウマは、『傷』を意味するギリシャ語でした。

それを心の傷とした意味合いで使ったのは、フロイトです。

アドラーは、このトラウマ(心の傷)を否定しています。

アドラーの理論から言えば、トラウマさえ自分で作り出したもの

だというのです。

 

トラウマも人それぞれですよね。

同じ事でもトラウマになる人とならない人がいる。

自分の存在価値、アドラーの理論でいう、今ここだけのことを

考えれば良い。過去はこれからの人生に関係ない。

過去の出来事に縛られている。

こういったアドラーの理論を考えれば、確かにトラウマは

自分で作り出したものだと言えるでしょう。

トラウマを理由に逃げることもできる。

アドラーは、トラウマは必ずしもトラウマである必要はないと

言っています。

 

そうは、言っても、本人は深く傷ついている訳ですから。

恐怖の体験を忘れられるわけがない。

それは、アドラーのいう『劣等コンプレックス』に

関わって来ることらしい。

それも、自分の弱さが、そうさせたのでしょうか?

じゃあ、どうやってトラウマを消せばいいのよ?

方法は、いくつかあります。

 

まず、トラウマは、どうやって作られるのでしょうか。

ある出来事が起った時の感情と記憶が統合されて出来上がります。

また、同じような状況になると、過去の出来事が蘇り、その時と

同じことになるのではと恐怖を感じる。

 

私は、このトラウマを理論的に考えることで消しました。

いや、消えてはいないけど、軽くしました。

軽くなるだけで、生きづらさがなくなりました。

感情的にならず、冷静に事実を素直に解釈しました。

アドラーの言う、起こった事と感情を別にする。

相手が悪いんだと逃げずに、自分に起った事のみを

考え整理をしました。

そして、起った事はすべて過去のこと、もう、終わったこと。

それを言い訳にしてはいけないと自分に言い聞かせました。

私は、このブログでいつも書いていますが、

他人は考え方次第で変われる。良くも悪くも出来る。

自分自身にも飴とムチを使い分ける必要があるのでは…

 

フロイトは、人は問題があることを認めることしか選択肢がないと

言っていますが、アドラーは、苦痛は、現状から事実と感情を

切り離すことで、自主的な選択権を持つと言っています。

 

ここに書かれている事は、理屈では理解できると思います。

でも、実行するのは難しいでしょうね。

私は、頭だけで考えるのは、時間もかかるし混乱もすると思います。

まあ、私は、それを書き出して整理をしましたが。

 

色々な手段はあると思いますが、その人に合う、合わないも

あると思います。

一番、安全なのは、カウンセラーさんの助けを受けながら

気持ちの整理をすることだと思います。

それでも、自分でやりたいと思うのであれば、セルフカウンセリング

という手段をお勧めします。

今は、専用のノート本が出版されています。

自分に起った出来事、その時の自分の気持ち、相手の気持ち、

どうすれば良かったのか等を場面ごとに書き出すことで、

冷静に分析できる手法です。

 

心の傷は、そう簡単に消えてはくれないでしょう。

恐怖が伴って心をえぐっているのですから。

二度と思い出したくない出来事でもある訳ですから。

しかし、考え方次第で軽くすることはできると思います。

起った出来事と感情を引き離せれば、軽くなると思います。

いつまでも、悲劇のヒロインでいたいのなら別ですが…

 

どうしても引き離せなくて苦しいのなら、精神科、心療内科に

行きましょう!そして、カウンセリングを受けましょう。

昔は、精神科なんていうと、キチガイの行く所なんて

思われていましたが、私の主治医は『精神科は、悩み相談所だよ』

と言いました。

今は、行きづらい場所ではないはずです。

メンタルクリニックと横文字にして、入りやすくしています。

もうひとつ書くのなら、本当の精神病者は、メンタルクリニック

には、通いません。精神科にもです。

そういうお方は、そういうお方の通う病院が指定されています。

だから、ふつうに町の中にあるクリニックは、普通の人が

通っています。

見た目は、どこが悪いのか、わかりません。

だから、安心して門を叩いてみてください。

今、巷で気軽に精神科に行こうといった内容のマンガが話題になって

いるそうですね。

日本人には抵抗があるのかな~

欧米では、カウンセラーのお世話になるのは、ポピュラーなことです。

日本の精神医学の遅れを書き出すと止まらなくなりそうなので

止めておきますが…

ちなみに、カテゴリー『心と体』に、「メンタルクリニックの

掛かり方」を記事にしていますので、良かったら参考にして下さい。

 

結論。

自分と向き合う勇気があれば、トラウマは軽くできると思います。

他人によっては、消すこともできると思います。

どうぞ、ご自分を大切に守ってあげてください。

自分を愛してあげてください。

自分を守れるのは、自分しかいないのですから。

 

また、偉そうに書き綴りましたが、誰かの参考になれば、幸いです。

 

 

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心と体」カテゴリの記事

コメント

「トラウマ」
と、いまでは
軽く使われている感じがしますが
誰しもなにかしらきっと心の傷は持っていると思うけど
それとどう向き合い付き合っていくか
それも本人次第なんですね。

自分と向き合う勇気、
胸に染みました。

ホシノさん

いつもコメントありがとうございます。

最近は、トラウマとか虐待とか、軽く使われますね。
そんなこと言ったら、昔の頑固親父は、罰せられますよね。
寺内貫太郎なんかどうなるんでしょうか?

トラウマは、生きづらさが伴うと私は思うんです。
だったら、その生きづらさを取り除いてあげれば良いのでは。
しかし、無理に取り除くこともないのかもしれません。
とてもナイーブな問題だと思います。
あくまでも、私がやって来たことが、どなたかの
力になれるのならと思っています。

エルザさん、お久しぶりです。
10年ぶりに仕事を始めて、心がぼろぼろに
なってしまったので、なかなか遊びに来られずに
失礼しています。

ブログにコメントをいただいたのに、お返事ができずに
ごめんなさい…。

今回の記事、今の私にぴったりでした。
エルザさんのブログにお邪魔して心が癒された気がします。
どうもありがとうございました。

ぼろさん

コメントありがとうございます。

お仕事、始められたのですね。
まだ、続けているのでしょうか?
ぼろさんが、お休みしている間に、ゆめはるさんという方が
広場に居ました。彼女も、ぼろさんと同じ病です。
やはり、仕事をと何度も挑戦するものの、すぐに辞める
ことになったそうです。
彼女は、絵が上手で手先も器用です。
自分の作品を売って、お小遣い程度の収入を得ることを
考えています。
残念ながら、リニューアルを機に退会されました。
ブログも書いていて、前向きな記事が多かったです。
彼女とぼろさんは、似ているな~と思いました。
焦る気持ちは、わかります。
でも、無理はしないようにね。
自分なりに、何か出来ることを探すのも良いのでは?

この記事が、お役に立てたのなら幸いです。

エルザさんの以前の記事で初めて、アドラーという人を知りました。

トラウマという言葉が巷に広がって、誰しもが知っている言葉に
なっています。
エルザさんの言うように、同じ体験をしてもトラウマの影響は
人それぞれですね。
エルザさんの結論の中に全てが言いえていると思います。

マーチャンさん

コメントありがとうございます。

私の結論は、理想論かもしれません。
私は、子供の頃のトラウマは、学びの課題だと思いました。
それを抱えている時は、本当に辛く、生きる気力もありませんでした。
それでも、生きなければいけない。
いつまでも子供の頃の傷を引きずっていては前に進めない。
ならば、ケリをつけて前に進もうと思いました。
大人になり、分析力も思考力もあります。
理性もあります。何とかなるのではと…
親からの謝罪も受けました。あとは、流し、自力で這い上がるのみ。
人生、順風満帆では、つまらない。
色々と悩み、考え、改めることで、人生が明るくなります。
親から貰ったものに、今は感謝の気持ちさえあります。
私は、子供の頃から、怠け者でしたから。
この問題が無かったら、グウタラになっていたと思います。
考え方次第でどうにでもなると教えてくれたカウンセラーさんに
本当に感謝しています。

私の場合
不整脈やそれに連なる不安障害によるトラウマに苦しんでいますが
その根底にあるのが
 死への恐怖
 息苦しさや不快感という苦痛への恐怖
 苦痛がいつまで続くのかと言う恐怖
 ある行動がパニックにつながるかも知れない恐怖
 パニックが起きたとき逃げ場がない状況への恐怖
  (発表会とか手術とか逃げることができない状況) 
だと考えています
身体と心の両方をケアしないと克服は難しいのですが
もし、手術をするとなるとが立ちはだかり
が起きないように
身体を治療しなければなりません
が無くなればすべて解決しますが
それは無理でしょうねぇ~
かくして、鶏が先か卵が先かというジレンマを抱えてます
恐怖というものは、ホント性質の悪いものですねぇ~

まんたろうさん

コメントありがとうございます。

完全にハマってしまっているパターンですね。
これから、書くことは、私の経験上の自論です。
まず、死の恐怖。
発作を起して”死ぬ!”と思うけど、死にませんでした。
発作を起しても、死なない。
に関しては、ただ耐えるのみ。
一生続くわけではないと耐えるのみ。
は、繋がず切る。
は、まな板の鯉状態で、開き直る。
自分が、やるべき事に集中して全うする。

これらを邪魔しているのは、感情なんではないでしょうか?
理性で考える。
私は、局部麻酔で手術を受けなければいけないことがありました。
怖かったですよ。
でも、事前に先生に自分はパニックを持っている事を伝えていました。
先生は、少し精神安定剤を使ってくれました。
ちょっとボーっとした感じで、気付けば終わっていました。

まんたろうさんは、私と同じく過度に発作を繰り返し
ドツボにハマってしまったのでしょうね。
これから、お孫さんとお出かけもしたいでしょうね。
診察は、受けていらっしゃるのでしょうか?
トラウマは、トラウマにあらず。
考え方、解釈を変えるだけで、少しは楽になる気がしますが。
男性は、理性で物事を考え、解決に向かいます。

物事の捉え方を変えたければ、アドラーの理論を
お勧めします。
実にシンプルですが、実践が難しい。
少しずつでも実践できれば、楽になると思いますが。
自分に合った手法をお探しになってみては如何ですか?

勝手に色々と書きましたが、失礼があったらお許しください。
少しでもお役に立てれば幸いです。

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