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2017年6月15日 (木)

スイミングスクール四方山話 2

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スイミングスクールでの出来事を大分前に書きましたが、

いまだに訪問者がいまして…

2弾を書きたいと思います。

もう、10年以上前の話しですけどね。

 

当時、私が受け持っていたクラス(キックのクラス)に

アメリカ人の女の子がいました。

名前は、ジュリ(仮名)、小学3年生だったと記憶しています。

私立の学校に通っていて、制服姿でスクールに来ます。

色白でそばかすのある女の子でした。

長くつしたのピッピみたいな女の子。

たくさんの習い事をしていて、驚きました。

空手、剣道、書道…

 

しかし、言葉が、どうも…

家での生活は、英語の様です。

日本語の理解がちょっとできない。

学校では、どうしていたのでしょうか?

私は、片言ですが英語が話せたので、英語を交えて指導しました。

室内プールの中で、色々なクラスの先生たちが、大きな声で

指導をしています。そこに、英語の大きな声が聞こえる違和感。

子供達も一瞬カタマリます。

なるべく、大きな声で指導する時は、日本語で話しかけましたが、

キックの補助をしている時に、耳元に英語で話しかけていました。

 

ある日、どれだけ説明しても、ジュリは理解が出来ない様でした。

クラスの人数は、40名弱。ドンドン、子供たちを流しながら

指導しなければ周って行かない。

私も、少しパニくりながらの指導です。

ジュリも頑張っています。何とかしてあげたい。

でも、言葉の壁がある。

ジュリに耳元で、英語で囁くように話しました。

Juli,Relax and slowly.

でも、ジュリが【もう、わかった!】と云う感じで不貞腐れて、

プールサイドに上がって行ったんです。

私は、熱がこもり、つい大きな声で『Juli , Right ?』(わかったの?)

と言ってしまいました。

相当、大きな声だったのでしょうね。

子供達は驚き、隣のクラスの先生と子供達も驚き、みんなの

視線が私に向けられました。

ハッと我に戻り、冷や汗が…(゚∀゚ )タラー

 

指導後、更衣室で少し彼女と話しました。

ジュリは『日本語、よく、わからない。』と言いました。

私の英語は、通じているのだろうかと不安になり聞いてみました。

わかるとの返事。ホッとしました。

習い事が多くて混乱しているようでした。

何とか、楽しんで欲しいと思いました。

彼女には、心の余裕がなかった。

 

私は、指導後、毎回、更衣室に入りジュリと話しました。

日本語と英語の混じった、変な会話でしたが、

彼女は、色々なことを話してくれました。

練習中は、忙しくて聞いてあげられない質問にも答えました。

個人指導になってしまうかもしれないけど、

コミュニケーションの為だと割り切りました。

 

女の子は、お喋り好きで、世話好きな子もいます。

私とジュリが、更衣室で話していると近寄って来て、

話しに割り込んでくる。

一緒に話しているうちに、女の子たちは、ジュリと友達になる。

いつも、ひとりだった彼女にも友達ができました。

そうなると、私の入る隙はありません。

そっと見守ろうと思いました。

 

ジュリが、進級して、新しい先生になって暫らくして

その先生から、ジュリが退会するとの話を聞きました。

やはり、言葉の壁を乗り越えるのは難しかったようです。

ひとつ上のクラスを私も持っていました。

しかし、ジュリの予定とは合わなかった。

もし、合えばコース変更も可能だったと思います。

 

どうしているのでしょうかね?

とても頑張り屋な女の子でした。

小さな体で学校といくつもの習い事に頑張っている彼女を

見るたびに、私も頑張らないと、と思ったものです。

もう、成人していることでしょう。

素敵な女性になっているかな~

 

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コメント

きっと素敵な女性になっていることでしょうね。
長靴下のピッピ。

元気で独創的で頑張り屋さん。
ありありとイメージが浮かびます。

エルザさんの熱心な指導の様子も
伝わってきました。

 ホシノさん

いつもコメントありがとうございます。

当時、ジュリと駅ですれ違うことがありました。
剣道の道具とランドセルを重そうに小さな体で背負い
走っている姿が、今でも目に浮かびます。

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