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2018年2月 9日 (金)

アメリカインディアンの教え(子供を伸ばす魔法の11カ条)

今回、ご紹介の本は、アメリカインディアンの考え方を

取り入れた、子育ての本です。子育て以外に人間関係に

悩んでいる方にもおすすめです。

 

『アメリカインディアンの教え』加藤諦三著

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批判ばかり受けて育った子は非難ばかりします。

敵意にみちた中で育った子はだれとでも戦います。

ひやかしを受けて育った子ははにかみ屋になります。

ねたみを受けて育った子はいつも悪いことをしているような気持ちになります。

心が寛大な人の中で育った子はがまん強くなります。

はげましを受けて育った子は自信を持ちます。

ほめられる中で育った子はいつも感謝することを知ります。

公明正大な中で育った子は正義感を持ちます。

思いやりのある中で育った子は信仰心を持ちます。

他人に認めて貰える中で育った子は自分を大事にします。

仲間の愛の中で育った子は世界に愛をみつけます。

 

もう、30年近く前に、何気なく買って読んだ本です。

私の学びの原点とも言える本です。

この本を読んで、心理学書、スピリチュアルへと

自分探しの探求の道を歩み始めました。

 

当時の私は、加藤先生の本にハマってしまって、色々と

読みましたが、あまりにも感化された為、当時の主治医から

ドクターストップがかかりました。(^^

色々な本を読みなさいと注意されました。

無垢な脳に単一な考えを入れるのは、危険ですよね。

色々な考え方を知り、自分に合ったものを取り入れる。

そして、出来上がったのが『自分』なのでしょうね。

 

今、出版されている表紙は、右の本のようです。

改訂版や最新版など色々と出版されている様なので、

興味のある方は、検索してください。

 

この言葉は、子育ての基本だと思うのですが…

今の若い親世代が、どう解釈するのかと思うと、怖さもあります。

『叱る』と『怒る』の違いが理解できない親には、

この書の言葉の理解は、難しいかと思います。

ちなみに、『叱る』とは、理論的に諭すこと。

『怒る』とは、感情的になって怒鳴ること。

怒鳴って物を話すのは、利口とは思えません。

そこには、自分の未熟さ、弱さや怯えが投影されている気がします。

何かを教えるのに、感情は必要ないと思うのですがね。

子育ての役にも立つでしょうが、人間関係にも

役立つと思うのです。

上司が、部下に接するとか、他人と関わる基本のような

気もします。

 

私は、この本を読み、自分は親からどう扱われたかを

振り返りました。

自分の長所と短所を知るきっかけになりました。

自分改造のヒントにもしました。

子供達と関わる仕事の役にも立ちました。

子供は、扱われ方ひとつで変わります。

賢い親に育てられた子は、賢くなります。

最近の日本人のモラルの低下を考えると、賢い大人が

減ったのも影響があるのかなと思います。

 

著者紹介

1938年、東京に生まれる。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学准研究員をつとめる。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所准研究員

 

商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

さまざまな人間関係のなかで、親子関係は特に大切であり、すべての人間関係のスタートになるものです。親にじゅうぶん愛されて育った人は、他人の心がわかり、親から愛されなかった人は、愛に飢え、他人から愛を求めるばかりです。幼年時代の楽しさは生涯の財産となりますが、逆に幼年時代の悲しみは生涯の負債です。本書の11の教えは、その一つ一つが深く心にしみいるものです。すべての人間関係の原点をわかりやすく説いた、心の時代のベストセラー。

内容(「MARC」データベースより)

「子どもたちはこうして生きかたを学びます」という11か条の教えが、子どもと接する喜びと勇気をあなたに与えてくれます。90年刊の改訂版。
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このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。




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