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2019年4月12日 (金)

本当のプライドがあれば強くなれる 

江原さんの本(悪意・善意)にいいことが書かれているので、みなさんにもお裾分けします。


『現代人は、弱い。』と江原さんは言います。まあ、昭和の前半に育った人達は、まだ貧しい中にいたので、たくましく育っていると思います。性格的な物もあるでしょうね。『なにクソ!それがどうした。』って根性があると乗り越えて行けるものだと思います。
そんな強さがあるのが、プライドだそうです。
プライド=傲慢ではありません。

プライドとは、自分が受けて来た愛を守る力だそうです。
私達は、ひとりで生きて来た訳ではありません。沢山の人の愛を受けて生きて来ています。めそめそしたり、傷ついていては、自分を愛してくれた人達が哀しむ、申し訳ない。だから私は毅然と生きて行く。そう思える力、それが本当のプライドです。

 

このことに、どれだけの人が気付いているでしょうかね。
愛は、ぬくもりなのですよ。
ぬくもりは、心地いいです。気持ちを穏やかにしてくれます。
本当の愛を知っていれば、自分を平気で傷つけるようなことはしない、できないと思うのです。
愛されているとの自覚がない、信じられないと言う人は、やはり弱いとしか言えないと思います。

 

平気で自分を傷つける子には、『ひとりで生きていると思うな。お前の身体の中には、家族みんなの愛が宿っている。その愛をどうして大切にできないんだ。』と心の底から伝える。そうすれば、子供の心に本当のプライドが育ちます。『お前が、そんなことをしたら、私も侮辱されたのと同じだよ。』『手塩にかけて育てて来たのに、なんて恥ずかしいことするの。』との言葉に、子供もハッとするでしょう。

 

私は、これは男女の愛、友達への愛にも言えることだと思うのです。愛すると云う事は、安心を届けるということだと思います。それを信じられない、受取れないのなら、その人は弱いと思います。そこには依存心がある。本当の愛に気付かず育ったのでしょうね。プライドがないと言えるでしょう。
私は家族からの愛、友達からの愛を受取っています。だから、そのぬくもりを信じています。私も彼らに愛を届けたい。毎日を穏やかに過ごせるよう願います。幸せになれるよう守ってあげたい。私には、ごく普通の行為なのです。
しかし、それもある事がきっかけで理解できました。それは、幼い私に頬ずりして幸せそうに微笑んでいる両親の写真を見たことです。中学生まで、自分が嫌いでした。「何で私なんか産んだんだ。」と思っていました。一時的に親からの虐待もありました。でも、私は愛されていると、その写真を見て思いました。涙が止まらなかった。それから、自分を大切にしよう。私を愛してくれる人達を大切にしようと思いました。そして守って行こう。守る為には強さが必要です。そう、母の様な強さです。太陽の様なぬくもりです。そうなれるよう日々精進しています。有難いことに感情的になると龍神様や守護霊様がメッセージをくださいます。時に友達の口を借りて、ハッとする物を見せたり、私を試したりして教えてくださいます。それも守られていると感じ、感謝もしています。

 

 

よく『エルザさんは、強いですね。』と言われます。私は強いとは思っていません。弱い部分もあります。でも、『守る』と云う点には、強さがあると思っています。私を強いと思う人は、私の中にあるプライドに気付いているのだと思います。
本当のプライドを持つと強くなれるのですよ。
愛の力を知ると、信じると、強くなれるのです。
嫌な事があってもプライドがあれば、必要以上に自分を傷つけたりしない。自分を愛することが出来なければ、他者を愛することは、出来ないでしょう。本当のプライドを持っている人は、自分に自信があります。それは、『愛』というエネルギーを持っているからです。たましいは、愛がなければ育たないと思います。

 

 

若い方には、ここで語る『愛』とは何か?との疑問があると思います。
簡単ですが、説明させて頂きます。
ここで語る『大我の愛』は、見返りを求めない。ただ与えるのみ。
「私がこれだけ愛しているのだから、あなたも私を愛して。」
これは、小我の愛なのです。相手に尽くすのは自分の為ではなく、相手の為と云うのが本来の愛し方ですよね。上記の言葉は、「あなたも私を愛して」と見返りを求めています。押し付けになってもいけない。
また、『大我の愛』は、「母性」でもあるのです。これは、男性でもです。
母の様な愛とは、相手の苦しみを自分の事として感じられる。相手の為なら厳しく接することもできる。あえて嫌われ者にもなれます。そして、無理をしない。自分に引き受けられない、責任の取れないことはしない。後は理性ですね。感情的になると本当の姿が見えなくなります。どうしても、嫌われたくないと無理をすると思いますが、無理をすると長続きしません。無理をして相手の色に染まることもないのです。それは、あなたではなくなるのですから。苦しいだけです。愛は思いやり。自分も相手も信じる力。
人には『器(うつわ)』があります。受取るのも「器」がないと無理なのですよ。わがままを言って困らせるのも小我です。相手を信じて、ただ「ぬくもり」だけを届ければ良いのですよ。本当の意味で自分を愛していれば、同じような人が集まって来ます。(類魂の法則)
器は、色々な人と関わることで大きくなります。だから、恐れず色々な人と関わってくださいね。昔の人は『苦労は、買ってでもしろ』と言いました。
経験と感動は、人を大きくしてくれます。あなたは、ひとりじゃない。あなたを守ってくれている見えない存在がいます。それは、守護霊やご先祖様だったりしますが、あなたを愛する人の気(オーラ)だったりもするのです。愛されていない人などこの世にいません。どうか、自分を愛し、信じる強さを持ってください。

 

 

また、長文になりましたが、誰かの為になれば幸いです。

 

 

 

 

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コメント

プライドねぇ、もう男の子が三度の飯より大好き(?)な言葉ですねぇ。

プライドを折られる(傷つけられる)ってよく聞きますが、そんなもん折られるだけ折られちゃえばいいんです。

ぼくなんか何度折られたことか…。

でも最後にどうしても折ることができないものが残ると思うんです。

それが正真正銘のプライドぢゃないかと。

ぢゃあそれまで折られてきた偽プライドの正体は?

もうお気づきですね、見栄です。

そこにどれだけ早く気付くことができるかですね。

ぼくですか?

気付いちゃいるけど… ねぇ… 、って状態です。(^o^;)

それにしてもどんだけぼくは折られるもの持ってんだぁ~~っ?(たぶんまだありそう…)


✿たこ拳ぢさん

プライドって、どうしても譲れない信念みたいなものもあるよね。
そこを指摘されると、折れることがある。
私も何度もあるよ。
でもね、スピリチュアルでは『傷ついたのではない。磨かれたのだ』という。
折られて直してを繰り返していると、強くなる。
気付きもあるしね。
そこをどうやって乗り越えるか?
そんな思考の仕方?受取り方?みたいなことをこのブログで書いています。
だから、続けたいんだよね。
アクセス解析を見ると殆んどは、20代~40代だけど、最近は10代も増えている。
ちょっと驚きなんだけど…^^;男女比は、50:50だね。
ココログのアクセス解析は、凄いよね。個人指定ができるから。
そんなのもあって、よそへ行こうとは思いません。

たこ拳さんも続けてくれると嬉しいな。
色々と事情はあるでしょうが・・・

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