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スポーツ

2017年5月 3日 (水)

エルザの水泳教室~飛び込み 

先日、スポーツ庁から、学校プールでの指導にて飛び込みを

禁止する要請が出されました。

 

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170502-OYT1T50027.html

 

スイミングスクールにて、飛び込みの指導をする時、

最も注意するのは、やはりプール底への激突です。

 

飛び込みと聞いて、普通は、プールサイドから水中下へ

入り込むとのイメージがあると思います。

飛び込みの練習をさせる際、初心者の子供たちに言葉として

伝えるのは、水の上を滑るように行きなさいです。

もぐるとのイメージを消してもらいます。

飛び込みの際も手を添えて、潜り込まないように

水面を滑るように引っ張ります。

 

指導は、3段階に分けておこないます。

まず、プール内にフロアー(台)を水面まで重ねます。

そして、クラウチング・スタートの要領で飛び込みスタイルを

作らせます。頭をしっかり中に入れ、両腕は耳の後ろに。

そして、フロアーの端に足の指を引っ掛けさせ、蹴らせます。

この時、指導員は、子供の手を支えます。それは、手が下を向いて

しまうと、下に潜ってしまうのを防ぐ為です。

そして、水面を滑るように引っ張り、流してやります。

 

第二段階は、プールサイドからクラウチングスタイルで

第一段階と同じように補助しながら、入水させます。

そして、第三段階で、立ってスタートをさせます。

この時、指導員が注意するのは、足の指がプールサイドに

引っ掛けられているか。手は下を向いていないかです。

 

私は、指導の際、プール底に激突しないよう、水中で

自分の脚を伸ばし、危険だと思う時に蹴り上げていました。

ちょっと乱暴ですがね。

飛び込みの指導は、怖いです。

選手育成の子でも、油断するとプール底に激突します。

学校のプールや一般のスイミングスクールのプールの

水深は、120130位だと思います。飛び込みをさせるには

浅いです。

水泳の指導員でさえ苦労する項目です。

それを、学校で先生が指導するのは、無茶です。

最近は、学校に水泳指導員をスイミングスクールから

呼び寄せ水泳の授業をする学校もあります。

 

個人的には、学校の授業で飛び込みを教える必要はないと

思っています。

泳法すら、まともに教えられないのに飛び込みといった

技術的なことまで教えられるのでしょうか。

これから、夏の短期教室も始まります。

スイミングスクールの先生にとって頭の痛い時期です。

学校の授業でクロールを合格しているからと言う子の

泳ぎを見ると、おぼれているのではと思うような泳ぎ。

その子には、傷つけないように言葉を選び矯正します。

 

まあ、学校である程度のことを雑ではあるけど教わって

いれば、それは教育を受けた事にはなるのでしょね。

でも、学校の先生にお願いしたいです。

安全確認は、しっかりして欲しいです。

それは、子供の為でもあり、自分の為でもあるんです。

水泳の指導は、命を預かることなんです。

生半可な気持ちで考えないで欲しい。

指導要項もあるのでしょう。

スポーツ庁も素人に飛び込みの指導は、難しいとの判断で

禁止にしたのでしょうが、研修をするなり方法はあると

思います。

体育の授業でケガ人を出してしまってはいけません。

細心の注意をしながら、指導して頂きたいものです。

 

 

2016年7月20日 (水)

エルザの水泳教室~背浮き 2

関東地方は、まだ梅雨明けしていませんが、

いよいよ、夏本番ですね。

明日から公立の学校は、夏休みです。

夏休みになると、短期水泳教室へ通う子もいるのでは?

そうなると、親御さんの心配が・・・

『どうして、うちの子は、泳げないの。』と

色々と検索をして、子供にアドバイスする親御さんも

いらっしゃることでしょう。

私のブログで、この水泳教室は、一番人気の記事です。

季節を問わず、検索されています。

特に、この『背浮き』がトップです。

やはり、背浮きは、怖いのかな~

 

2014720日の記事の補足をしたいと思います。

 

https://cocoelza.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-b924.html 

(エルザの水泳教室~背浮き、背面けのび)

 

上記の記事にも書きましたが、背浮きが出来ないのは、

水慣れが出来ていないからです。

水に対する恐怖心があるからです。

じゃあ、どうするか。

 

準備運動的に水中ジャンプをしてみてください。

水中ジャンプは、水慣れに抜群の効果を発揮します。

 

https://cocoelza.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-59e4.html 

(水中ジャンプに関しては、上の記事を参照してください。)

 

さて、それでは、背浮き練習の補足をします。

背浮きは、とにかくリラックスすることが大事です。

初めは、腕を上に上げなくても良いです。

ただ、浮くだけで良いです。

ビート板は、あくまでも補助として使用してください。

大人が補助をする場合は、頭(後頭部)を支えてあげて

ください。頭が沈まなければ、安心に繋がります。

 

それでも、沈んでしまう場合は、やはり水に対する

恐怖心があるのだと思います。

私が指導していた時に、けのびは出来るのに背浮きが

出来ない子がいました。

話を聞くと、鼻に水が入るのが嫌だと言いました。

鼻から水が入った時の痛みは、辛いですよね~

頭が割れそうになる。

 

背浮きも顔は水面から出ていますが、呼吸は

けのびの時と同じく、鼻から息を出します。

水中ジャンプでの息づかいは、基本なのです。

これが、クロールになろうが、バック(背泳ぎ)になろうが、

呼吸の仕方は、同じです。

口から吸って鼻から出す。

 

後は、練習あるのみです。

何度も繰り返して、身体で覚えるしかありません。

後、変な癖のある子もいます。

きれいに背浮きが出来ているのですが、途中で沈んだり、

クニャクニャしたり落着かない子。

これも、水に対する恐怖心と自信の無さがあります。

それと、けのびの時は目印になる線がプールの底にあります。

背浮きになると、その目印がなくなることで、どこまで

行っているのかわからなくなり不安になる子もいます。

背浮きの時は、プールの上に旗があります。

この旗は、背泳用標識(フラッグ)で壁から5Mの所にあります。

 

 

Photo

この写真の上の方にある黄色と青の逆三角形のものが

背泳ぎ用フラッグです。

この旗が見えたら立ちなさいと指導していました。

背浮きは、距離にして5Mが練習距離です。

プールでは、ちゃんと目視できるように設定されています。

 

私が考えられる例を取上げましたが、参考になれば幸いです。

他に質問等あればコメント欄に記入をお願い致します。

 

 

2014年8月17日 (日)

エルザの水泳教室~板なしキックと水中ウォーキング

さて、最終章 板なしキックです。

ビート板を使わないキックですが・・・

板を外す状態まで行きましたか?

外す目安は、板キックでビート板を頼りにしなくなった時です。

まず、基本姿勢は大丈夫ですか?

頭をしっかり入れて、余計な力を抜いてくださいよ。

Photo

 

この姿勢を忘れないでくださいね。

 

あっ、余談ですが… この姿勢は肩こり防止にも効きます^^;

 

 

本題に戻ります。

 

スタートは、まず肩まで沈み、腕を横から水面をすべらせるように

 

前に持ってきて、顔をつけて、壁を蹴ります。

 

 

この時、水の中に潜り込んでしまう様なら、手の位置に問題があります。

 

手首を少し上向きにしてみてください。

 

 

壁を蹴ってスタートしたら、まずは けのびをして安定してから

 

キックを始めてください。

 

まっすぐ進まない場合は、姿勢に力が入っているか、キックに問題が

 

あると思います。

 

キックは左右同じ力でやっていますか?

 

片方だけ力が入っているとバランスが崩れてしまいます。

 

 

泳ぐ距離は、10Mを目標にしてみてください。

 

息継ぎなしで泳ぐには丁度いい距離だと思います。

 

板キックで書いたことを参考に練習してみて下さいね。

 

 

水中ウォーキング

 

 

ついでに水中ウォーキングも書かせて頂きます。

 

泳ぎは、あまり得意ではないと云う方もいますよね。

 

泳がなくでも健康維持に繋がるプールでのエクササイズに

 

水中ウォーキングがあります。

 

 

実は、水中ウォーキングは泳ぐよりも3倍のエネルギー消費が

 

あるって知ってました?

 

私達インストラクターは、つねに水の流れに逆らって移動しなければ

 

指導になりません。

 

これが、重労働で…

 

新人インストラクターは、日々 流されないように苦労しています。

 

この動作を続けていると脚の筋力が上がります。

 

 

同時に、水をかきながら進むので腕の筋力も上がります。

 

腕と脚に筋肉がつきます。

 

水の中を歩くって、結構たいへんなものです。

 

陸上ではきつい歩きも、水中なら負荷が少なく楽です。

 

 

泳ぎは苦手だし、顔も水につけたくなし…

 

そんな方には、水中ウォーキングがお勧めです。

 

 

指導の一環で、子供たちをプール一周歩かせたことがあります。

 

脚が付いて来なくて溺れる子がいたり、それなりに目が離せませんでしたが

 

楽しいと評判でした。

 

 

楽しく健康の為に運動ができれば最高ですグッ(+´゚∀゚`)=b

 

ぜひ、お試しを!

 

 

以上、エルザの水泳教室でした。

 

ありがとうございました。

 

2014年8月 4日 (月)

エルザの水泳教室~板キック

今回は板キックです。

ビート板を使ってキックをしてみましょう。

まず、ビート板の持ち方ですが、ビート板に手のひらだけを乗せます。

顔をしっかり水に入れ、壁を蹴ってスタートしましょう。

壁を蹴って体が安定するまでは、けのびをしてください。

それからキックを始めます。

 

 

体に力が入っているとグラつきます。

ゆっくりでいいので、脚をももから大きく動かしてください。

水面だけでチョコチョコ動かすのではなく、水面を叩きながら

水中にしっかり脚を入れてください。

足の甲で水面を叩けていますか?

膝下だけでキックしていませんか?

棒脚になっていませんか?

力が入り過ぎると動きがギコチナクなってしまいます。

ゆっくり、大きく、力を抜いて脚を動かしてみましょう。

 

 

ビート板でのキックで進めるようになったら、次はスピードをつけて

泳いでみましょう。

スピードをつけるということはキック力の強化です。

壁キックです。ビート板は使用しません。

本来、壁キックはプール・サイドに手を乗せて行うのですが…

もちろん、それでもOKです。

しかし、スピードをつけたいのならプールの壁に手のひらを付け

壁から手が離れないようキックします。

プールの壁を押す感じですね。

正しいキックができていれば、手のひらがピッタリ壁に付いています。

 

 

この時に、体が沈んでしまったり、壁から離れてしまう場合は

基本姿勢に問題があるか、膝下キックになっていると思います。

もう一度 基本姿勢をチェックしましょう。

頭は上がっていませんか?

腕を上げた時に耳の後ろに腕はありますか?

眼は何処を見ていますか?

真下を見ていますか?

力を抜いて浮けていますか?

キックに余計な力を入れていませんか?

キックの時に、ももから動かしていますか?

膝から下だけでキックしていませんか?

足首の力は抜けていますか?

 

 

板キックで10M以上泳ぐ場合息継ぎが必要になります。

息継ぎは、基本となる水中ジャンプで練習したのと同じです。

鼻から息を出し、水面に顔を上げて口から吸います。

この際、顎は水面につけたままです。

顔を全部上げないでください。

頭だけを上げて、ビート板に力がかからないように。

肩に力が入らないよう気を付けてください。

バランス、姿勢が崩れてしまいます。

水中でしっかり鼻から息が出せていれば、息を吸うのもしっかり

できます。

 

 

板キックは、選手でもウォーミングアップに取り入れています。

しっかり練習してみてくださいね。

 

 

次回は、板なしキックです。

 

 

 

2014年7月20日 (日)

エルザの水泳教室~初心者のメンタルケア(再掲載)

このブログのアクセス解析を見ると夏に書いた『水泳教室』

シリーズのページを見ていらっしゃる方が毎日います。

特に『水慣れ』『背浮き』に集中しています。

水慣れと背浮きは基本ですからね。

思考錯誤しているご父兄が多いと思います。

どちらも共通するのは『水に対する恐怖心』です。

スポーツはメンタル面にも目を向けての指導が要求されます。

『恐怖心』を取り除くには、練習にて体で覚える他に

声掛けにも注意が必要です。

『水泳教室』シリーズでもその事は強調して書いたつもりですが…




街でよく見かける光景があります。

ある母子が歩いています。

子供がキョロキョロしながら歩いているのを母親が注意します。

『危ないからキョロキョロするな!』と叱ります。

皆さんなら、そんな子に何と注意しますか?

『前を向いて歩こうね』と私なら注意します。

この違い わかりますか?

前者は『○○するな』と否定形に対し後者は『○○しようね』と

肯定形ですよね。

指導する際 肯定形で話すよう指導員は教育を受けています。

これは、とても大切なことで、否定形で言われると凹みますよね。

肯定形だと素直に聞き入れやすくなると思うのですが…




この声掛けが『恐怖心』を取り除くのには大切なのです。

声掛けと練習で『恐怖心』が『自信』に変わります。

なかなかできないと『そうじゃないだろ!何でできないんだよ!』

と言いたくなりますが、そこを一呼吸置き『いいね~!

こうやるともっと良くなるんじゃないかな~』と声掛けすると

意欲も出てくると思います。

後は無理強いしないことです。

本人のやる気スイッチを上手に使ってください。

今の子供は、私ら昭和の子供と違って打たれ弱いです。

過保護のせいでしょうかね~

ちょっとでも叱ると親からクレームが来ますよΣ(=Д=)ノヒィィッ!!

上級者になるとかなり厳しくしてもクレームは来ませんが…

選手育成コースの子達は、いつも『ボケ!そんなこと教えてないぞ!

人の話を聞け!スカポンタンが!』と怒鳴られていましたねヒィー(>ω<)

私も言ってましたけど( *´艸`)クスクス

でも、そこには『愛』があります

 

エルザの水泳教室~浮く、けのび(再掲載)

では、今回は浮く~けのびまで進んでみましょう。

プールで練習する際、フロアー(赤台)が敷き詰められた場所があれば

そこで練習して慣れるのも良いかと思います。

まずは、姿勢です。

背浮きの時の姿勢を覚えていますか?

腕を上にあげ、肘を耳の後ろにつけ、手を重ねます。

力が入ってしまうのなら親指同士を絡めてもいいです。

この時、肩に力が入らないよう気を付けてくださいね。

 

では、ビート板を使ってけのびをしてみましょう。

肩まで沈み、ビート板(縦でも横でもOKです)に手を乗せます。

手の位置はビート板に手のひらが乗るくらいです。

片足裏を壁につけ、顔を水につけてもう片方の足を壁に持っていき

両足で壁を蹴ります。

頭がしっかり入っているか確認してくださいね。

腕が耳の後ろにきているかです。

少しでも頭が出ていると水への抵抗で進みづらくなります。

この時、鼻から息が出ているかも確認しましょう。

インストラクターは、潜って確認していますよ。

水に浮いた時に脚が沈んだり、くの字に曲がっている場合は身体に

力が入っている状態です。

その場合は、お腹のあたりを少し支えてあげるといいかもしれません。

 

 

子供が怖がるようであれば、ビート板は使わずに練習する方法があります。

大人の肩に手を乗せさせます。

大人は子供の腰を両手で支えてやり水面に浮かせてやります。

この時、顔はつけられればつけても良いし、つけなくてもいいです。

その状態で少しプールの中を動いてみてください。

時々、身体を左右に揺らしながら動いているうちに力が抜けてくると思います。

 

 

もう1つの方法は「飛行機」です。

ビート板を2個使います。

身体の左右にビート板を(横にして)置き、その上に腕を乗せます。

そして壁を蹴らせ進ませます。

この時、あまり強く壁を蹴るとビート板の前が水中に潜ってしまし

バランスを崩してしまいますので気を付けてくださいね。

 

それでも怖がる様なら、まだ水慣れが出来ていないので水慣れに戻って

練習してみましょう。

練習は焦らず、子供のペースで進めてくださいね。

無理強いは、子供の意欲を削いでしまうので・・・

何か1つでも出来たら褒めてあげてください。

「顔が綺麗につけられたね!」

「ビート板にちゃんと手が乗せられたね!」

そんな、些細な事でも意欲に結び付き「また、頑張ろう!」という

気持ちになるものですよ。

 

では、ビート板を外して浮いてみましょう。

ビート板を外して大丈夫か?の確認はビート板を使用していても力が抜け

軽く浮いているのが確認できた時です。

スタートはビート板を使用した時と同じです。

肩まで浸かり、片足裏を壁に付け、顔をつけてもう片足を壁に持っていき

両足で壁を勢いよく蹴ります。

壁を蹴る時は、膝を曲げ伸ばす感じで蹴ってください。

頭がしっかり入っているか確認してくださいね。

頭が出ている時は、けのび中に子供の頭を指で突いてあげると

子供は頭が出ていることに気付きます。

距離は5Mから少しずつ伸ばしていくといいでしょう。

 

ε-(o´_o)ハァ・・

やっとここまできましたね。

とにかく、練習あるのみです

大人が見本を見せてあげるのもいいでしょう。

一つの事を長く練習すると飽きてしまう子もいますが、遊びを取り入れて

楽しく練習が出来ればいいかと思います。

「ダメだなー!なんで出来ないんだよ!」と大人がイラついたら

お終いです。

そう、思った瞬間 子供はやる気を無くします。

あくまでも子供のペースに合わせてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。<m(__)m>

 

エルザの水泳教室~背浮き、背面けのび(再掲載)

潜れるようになったら、浮いてみましょう。

水に浮くことができる人には恐怖が理解できるでしょうか?

大人は理論的に解っているでしょうが、子供は理解できません。

恐怖心を取り除いてあげて、体感させるしかありません。

まず、背浮きから始めてみましょう。

なぜ、背浮き?もっと怖いじゃん!って思われるかもしれませんが、

顔をつけて浮く方が恐怖心は強いのです。

背浮きなら息ができるのでリラックス(脱力状態)を作りやすいのです。

第一段階は、ビート板を使用します。

大人が付き添って補助してあげてくださいね。

ビート板を抱きます。

この時、ビート板の位置は喉の下にくるようにしてください。

肩まで沈みます。

この時、補助の人は子供の頭に手を添えてあげてください。

そして、同時に腰も支えてあげ水面に寝た状態にします。

補助する人の立ち位置は子供の頭の方です。

水面に寝た状態の時に力が入っていたり(腰が沈む、足が水上に出ている)

する場合は、腰を補助している手を少し左右にゆっくり揺らしてみてください。

脚がユラユラ、クニャクニャすればリラックスできている証拠です。

子供への話しかけとしては「布団に寝ている時と同じだよ。手で支えて

いるから大丈夫だよ。おやすみ~」てな具合で  

呼吸は水慣れで紹介させて頂いた通り鼻から出して口から吸うです。

これもきちんとやらせてください。

リラックスに繋がります。

 

 

ビート板を使って力が抜けているなら、第二段階です。  

まず、姿勢作りです。

両腕を上にあげ耳の後ろに肘を付け手を重ねます。

この姿勢は、顔を水面につけて浮く(けのび)時も基本姿勢になります。

Photo

(写真は他のサイトから拝借しました<m(__)m>

では、水に入ってみましょう。

プールサイドに両手を置き、上を向き、片足裏を壁につけます。

その姿勢が出来たら補助の人は頭を支えてあげてください。

ゆっくりと両手を横から頭の耳裏へ水面を撫でるように上げていきます。

同時に腰を上げ、両足で壁を蹴ります。

脚は真っ直ぐ伸ばします。

勢いで水面を流れていきます。

途中で潜ってしまう場合は、腰がちゃんと伸びていないか、勢いが

足りないのかもしれません。

この動作のタイミングは練習して身体で覚えるしかありません。

手をプールサイドから離したのと同時に腰を上げるのがコツでしょうかね。

怖がっている場合は、腰を軽く支えてあげるといいと思います。

ε-(o´_o)ハァ・・

やっとここまできましたね(´゚∀゚`;)

次回は、顔をつけて浮く(けのび)を書きたいと思います。

 

エルザの水泳教室(再掲載)

以前、ブログに掲載した記事を再アップします。

私の不注意でブログごと削除してしまいました。

水慣れ編、背浮き編、けのび編、初心者のメンタルの4本です。

*++*――*++*――*++**++*――*++*――*++**++*――

夏休みになりプールの特訓をするのに良い時期ですね。

うちの子どうしたら水を怖がらないかしら?・・・

スイミング スクールの短期教室に行かせたいけど 

子供が嫌がるのよね~(-´ェ`-)

そんなママさん居ますよね~

お任せください(^O^)

そんな悩み、心配を持っているママさんの為に、元スイミング・

インストラクターのエルザがお手伝いしますよ~(^O^)

お子さんと一緒に、楽しみながら練習しましょう



まず、なぜ水を怖がるのか?ですよね。

指導経験上、水の中で息が出来ない、目が開けられないからなんだと思います。

でも、水の中では息をしなければ泳げないんですよね。

その息の仕方を覚えれば、大体の水への恐怖は克服できると思います。

息ができれば、恐怖も薄らぎ目も開けられるようになります。

では、どうするの?ですよね~

スイミング スクールでは、まず水中ジャンプから教えます。

子供には【ン~、パッ!】と言って教えます。

水中に潜り鼻から息を出させます。

この時 どうやって出せば良いかを『水の中でンーって言ってごらん』

と教えます。

【ン】の発音は鼻から抜ける音なので 鼻から空気が出てきます。

空気がブクブク出ない場合は、おもいっきり【んー】と言わせてください。

次の【パッ】は、水上に顔を出し 息をおもいっきり吐かせます。

水中で吐かせて、また吐かせるの?とお思いでしょうが、

吐かせた勢いで呼吸をさせるんです。自然と空気を吸い込んでいるんですよ。

まとめて書くと・・・

①水に潜り(もしくは、水面に顔をつけ)【んー】と鼻から息を出させます。

②水上に顔を出し【パッ】と息をおもいっきり出させ、空気を取り入れます。

始めから①と②を1セットにしてやらなくていいです。

①のみを集中的に練習してもいいです。

これなら、お風呂でも練習できますよね(^^)v

ゆっくりで大丈夫ですよ(^^)v



次は目を開けるですが・・・

第一段階は、少し強引ではありますが頭から小さなバケツで水をかけます

この時、子供に『手で顔を拭かないこと』とお約束をさせます。

そして、1回かけたら『目をパチパチしてごらん』と話しかけます。

決して手で顔を拭かせないでください。

それを3回繰り返したら、『顔を拭いていいよ』と話しかけてください。

それの、繰り返しです。

そのうち目を開けたまま水をかけられても大丈夫になります。

水が目に入っても大丈夫だと教える事、そして水が目に入るのを

慣れさせるのが目的です。

これも お風呂で練習できますよね。



第二段階は、潜って水中の物を取らせたり、水中でじゃんけんをします。

遊びながら、ゲーム感覚でやると楽しいと思います。

横着な子は、水中の物を手探りで取ろうとしますが、

それは大人が場所を移動させて、見ないと取れないようにイジワル

してください

子供を急かすことなく、子供のペースに合わせてやってみてくださいね

そして、褒める事を忘れないでください。

少しでも出来たら大げさな位『おお~、すごいね~できたね~』と

褒めてあげてください。

子供は、褒められた事は自信へと変わります。

質問があれば聞いてくださいね

どなたでも、コメントが書けるようになっていますので。

次回は、水に浮くを書きます。

 

2014年7月15日 (火)

エルザの水泳教室~腰かけキック

今回は、すでに浮くことができるとの判断でキックについて

書きたいと思います。

キックもいきなりバタバタやるのではなく、基礎があります。

まずは、腰かけキックです。

 

プールサイドに腰かけ膝から下を水に入れてキックをするの

ですが、これが結構 難しいですよ。

細かく書いてみますね。

 

まず、プールサイドに腰かけます。

お尻だけがプールサイドに引っ掛っている感じです。

手を後ろに付け体を少し後ろに倒し支えてください。

この時、背中と腰は伸びた状態です。

Photo
 

脚を動かしてみましょう。

この時、ももから動かす感じで、ゆっくりと内股ぎみに

足首の力を抜き 水を軽く蹴り上げます。

なるべく大きく動かしてください。

始めはゆっくりやってみてください。

膝が曲がらないよう気を付けてくださいね。

 

悪いキック例は、下記の図です。

 

Photo_2

この状態は、力が入っているとなります。

 

Photo_3

この状態は、水中での水が上手くキャッチ出来ていません。

 

蹴り上げると云うよりも水の中に脚を押し込む感じでしょうか。

上手くできない方には、補助をする時 足を下げる時に

押し込む感じで補助をします。

細かく動かすのではなく、ゆったりと大きく動かしてください。

 

水中での動きが出来るようになったら、今度は少しスピード

をつけてキックしてみましょう。

蹴り上げた時に水面に足の指が少し見える程度で、水面は

温泉が湧き出た感じのボコボコとした感じです。

音もバチャバチャではなくボコボコという感じです。

水中で力が抜けていれば水の抵抗を感じながら、それに

無理に逆らわなくなります。

上手く表現ができませんが・・・(´ェ`)-・・

 

この練習はお風呂でもできます(^^)v

お風呂に浸かりながら、足首の力を抜き膝から下を蹴り上げ

ます。

 

上手にできるようになるとハマります(。´pq)クスッ

ももの引き締めにもなりますよ(^_-)-

Youtubeに動画がありますが、あまりお勧めはできません。

姿勢も悪いし、キックも綺麗ではありません。

実際に泳ぐ時に綺麗に泳ぎたいのなら基本はしっかり

マスターした方がいいと思います。

 

次回は、板キックです。

 

 

2014年7月 2日 (水)

エルザの水泳教室【予告】

【予告】エルザの水泳教室


そろそろ、夏の短期教室の申し込みシーズンですね。

昨年の夏に書かせて頂いた水泳教室がお陰様でかなりの好評で

アクセス解析を見ると毎日訪問者がいます。

ヤフーの検索から入っていらっしゃるようで、やはり子供の

水嫌い等にお悩みのご父兄が多いのだな~と思いました。

広場のお友達も訪問して頂き、お陰で泳げるようになったよ~

と嬉しいお言葉を頂いています。

 

子供のみならず大人初心者の方にも参考にして頂けると

嬉しいです。

水泳を通して健全な肉体と精神力を身に着けて頂ければと

思います。

 

昨年は、「水慣れ」「背浮き」「けのび」(20138月)を

書かせて頂き、今年の2月には「初心者のメンタルケア」を

書かせて頂きました。

言葉で表現するのが難しく、しつこい文章になってしまいがちで

理解が難しいかもしれませんが、体を動かしてみてください。

水泳の練習は水の中だけでなく陸上でもできます。

どんなスポーツでもそうですが、体で覚えるしかありません。

プロの選手の動きを見て参考にするのも良いと思います。

なるべく解りやすく書くよう努力します。

 

今年はキックを中心に書きたいと思っています。

近日中に掲載させて頂きますので、宜しくお願いします。

 

尚、過去記事に関しては事情があり削除いたしました。

要望があれば、再掲載を致しますので ご要望の際は

コメント欄に記載をお願い致します。