芸術の秋 ラファエロとヒロ・ヤマガタ
秋と云えば、読書・食欲・芸術と楽しみがあります。
私は、食が細いので食欲は、除外すると読書と芸術が残る。
今年は、面白そうな本は見つかるかな?
芸術も色々で音楽や絵画。
私のお気に入り絵画は、ラファエロとヒロ・ヤマガタ。
ちょっとご紹介しましょうかね。
ラファエロ・サンティ
ルネサンス盛期を代表するイタリアの画家、建築家です。
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロとともに
盛期ルネサンスの三大巨匠といわれています。
37歳の若さで亡くなっているのですが、多数の作品を残しています。
多くの作品は、ヴァチカン市国のヴァチカン宮殿に残され
『ラファエロの間』と称されるフレスコ画の4部屋は有名です。
私が、初めてラファエロの絵画を見たのは、高校の美術の時間。
先生の絵画説明を聞いて感動してしまいました。
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【小椅子の聖母】
その絵が、こちらです。
なぜ、キャンパスが丸いのか。
先生の解説だと、当時の彼はキャンパスを買うお金が無かった。
それで、近くにあった木(酒樽)の蓋をキャンパス代わりにしたと。
インパクトを強める為に色トーンを用いる技法として
歴史上、最も有名な作品だそうです。
とても木の蓋に描いたとは思えない作品です。
もうひとつ有名で、みなさんもよく目にする絵画がこちら。
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【アテネの学堂】
ヴァチカン宮殿の「署名の間」にあるフレスコです。
中央に居るのは、プラトンとアリストテレス。
プラトンは、ダ・ヴィンチがモデルです。
あらゆる所に哲学者が配置されています。
中央で頬杖をついているのは、ヘラクレス。
モデルは、ミケランジェロ。
この哲学者集団の中にラファエロは、自分自身も
描き込んでいます。
ラファエロは、聖母を数多く描いています。
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【サン・シストの聖母】
この下にいる天使の絵は、色々な所でみかけますよね。
某チェーン・イタリアン・レストランの店内壁紙に
使われています。あと、バレンタインになると
この天使をモチーフにした物が出て来ます。
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【大公の聖母】
個人的に、吸い込まれそうな美しさと神秘性を感じます。
この絵を見て「お前の心に嘘偽りはないか?」と尋ねられたら
「ありません。」とは、断言できない気がします。
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最後にラファエロ自画像です。
このデッサンは、わずか10才の時に描いた物です。
やはり天才だと思う一枚です。
寂しそうな表情が気になります。
続いてヒロ・ヤマガタさん
こちらは、シルク・スクリーン、リトグラフですね。
この方、滋賀県出身です。ヨーロッパで活動を始め、
後にロサンゼルスに移住し、一躍不動の評価を得ました。
元々は、日本画家だったそうです。
ヤマガタ氏の作品には、日本画を感じる作品もあります。
1984年、ロサンゼルス・オリンピックの観光誘致キャンペーンの
ポスターを依頼され、各国の役員、選手に記念品として
渡されています。
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【スターライト・クルージング】
部屋にこんな洒落た絵が飾ってあったら良いだろうな~
なんて、感じですよね~
当時、ラッセンとかの絵も流行っていましたね。
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【自由の女神】1986年
これは、私もレプリカを部屋に飾っています。
ヤマガタさんは、花火を描いたもの多いです。
彼の絵の特徴と言っても良いと思います。
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【モナ・リザ】1982年
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こんな可愛いのもあります。
ヤマガタ氏は、『もっと描き足したかたんだけど、持って行かれ
ちゃったんだよね。』と言っています。
レオナルド・ダ・ヴィンチと同じ、未完成ですね。
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【レイニィ・デイ】1986年
今迄、色彩豊かな作品を描いていましたが、このような
水彩画を描いていた時期もあります。
賛否両論あったようですが、この作品がシルクで売り出された時、
米国の一般ファンの評価も上々で、特に日本のマーケットでは、
爆発的に売れたそうです。
ヤマガタ氏も『これ、ぼくの記憶に残る水彩作品のひとつ。
貴重で大事な作品。』だと言っています。
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日本的な作品の金閣寺です。
その他、富士山や秋の宮島なども描いています。
この方は、ディズニーを描くことでも有名です。
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簡単ではありますが、ご紹介させて頂きました。
私は、絵の専門ではないのでエピソードなどは、
わかりません。
ただ、見て、いいな~と感じたものです。
エルザのちょっとつぶやき
先日、髪の毛を14cm切って来ました。
毎年、秋には髪をバッサリ切ります。
1年に1回、厄払いと気持ちの切り替えの為に切ります。
スッキリしました。
気持ちを切り替えて、また、1年頑張ります。
先日、妹が義弟の帰省土産を持って遊びに来ました。
その時に、熊本・益城町がどうなっているのか、両親と4人で
ストリートビューを見た所まだ、ブルーシートの掛かった所はあるものの
殆んどの家が無事だと確認しました。
ずっと両親は、実家がどうなっているのか?友達の家はどうなっているのか?
気にしていました。『その道を真っ直ぐ行って。次は右。』と両親の知合いの
家を巡りました。懐かしそうに『あ~っ、○○ちゃんちは、壊れているね。』と
幼馴染みの両親の会話に私も妹も着いて行けず…(笑)
でも、確認できたことと懐かしい故郷を見られたことに感動していました。
母が『実家に帰った様で懐かしかった。』と喜んでいました。
妹が美容院に行ったもののイマイチ気に入らないと言うので、
私が少しカットしてあげました。
楽しい1日でした。
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