父の画像検査の結果
父の脳の画像検査の結果を聞きに妹と病院に行ってきました。
検査は、MRIとSpectという血流の撮影です。数日前に検査に行っています。別の大きな専門病院での検査だったので、そのCD-ROMを預かっています。診察の際、先生に渡します。しかし、父が『そのCDを見よう。』と言い出しました。そして『コピーを取りなさい』と。もう、呆れて・・・ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
画像検査の結果、初期のアルツハイマー型認知症だと云うことで薬を処方されました。やはり正常ではなかったのですね。元々の父の性格だと思っていました。だから、私の受け止め方を変えれば良いと思っていました。でも、私が感じた父の異常は間違っていなかったのですね。アルツハイマーの特徴は、順序だてて物事を考えることが出来ない。季節に合わせた服装が出来ない。それは、父の状態に当てはまります。早い段階で気付けて良かった。
前回の記事で頂いたコメントに感謝です。
私は、父との確執がありました。虐待です。でも、父は、その事実を受け入れ謝罪してくれました。私も許しました。だから、今は父との間にわだかまりはありません。家族は距離が近くなりトラブルになることが多いです。依存もします。だから家族でも距離が大切なのです。でも、家族ですから愛しています。だから、何とかしてあげたいとの一心で相手の事を考えます。考え過ぎて混乱して優しくできない自分を責める時もあります。
頂いたコメントを読んで、完璧になんてすることない。冷たいと思われるかもしれないけど、もっと力を抜いて距離を取りながら接して行こうと思いました。とにかく自分が潰れないようにしないとね。
はっきりしたことで私も落ち着きました。初めは、認知ではないと思っていました。だから、喧嘩になることもありました。でも、認知だとわかれば出来ないとの理解ができます。そのことでこちらも優しい気持ちで接することが出来ると思います。姪が妹に『エルちゃんが、やられてしまっている』と言ったそうです。それと『認知は、こんなもんじゃない』とも。姪にも結果報告をしました。介護職でホームの利用者さんには、優しくできるけど、やはり家族となると面倒だと思うのでしょうね。知識があるからと当てにしていたのですが、あまり頼ってはいけない感じがしました。
もう、凛とした父の姿はありません。悲しいですね。父は前立腺がんも患っています。世話をする私も若くない。持病もあります。でも、親への恩は忘れたくない。父がいたから私は、今こうして生きていられる。感謝しかありません。お別れの時期は、近いかもしれません。後悔はしたくない。残された時間を無理せず出来る事だけやって行こうと思います。
前回、コメントをくださった方々、ありがとうございました。非表示でとのことでもコメントを頂いています。広場の方でもコメントを頂きました。本当にありがとうございました。とても勇気づけられました。男性のコメントは、受容と助言が理性で書かれているので助かります。また、へこんだらよろしくお願いしますね。
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